はしもとクリニック

当院では、年間約500件の大腸内視鏡検査を実施し、100件以上の大腸ポリープ切除術を実施しております。
昨年、大きなポリープを切除した後で、術後に出血された患者さんが、1人おられました。幸い、内視鏡的止血術にて、入院や輸血等の必要もなく、軽快されました。やはり、大腸内視鏡検査及び、大腸ポリープ切除術には、このような併発症のリスクが少ないとはいえ、ありますので、今後も細心の注意をもって、検査及び治療にあたって参りたいと思います。
尚、当院では、2017年より、FUJIFILM社製の最新の大腸内視鏡ファイバーを導入しました。レーザー光を使用し、狭帯域光観察(BLI)及び拡大観察により、ポリープの粘膜表面の血管や表面構造を詳細に観察し、そのポリープが癌なのか、良性の腫瘍（腺腫）なのか、あるいは腫瘍ではないのか等を診断し、必要に応じて、細胞の検査を実施したり、ポリープを切除したりします。
尚、当院で治療できない大きな腫瘍や癌の場合は無理をせず、責任をもって、総合病院を紹介させて頂いております。
今後も、安全を第一に、より良い検査・治療を目指して参ります。宜しくお願い致します。